Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月21日第1試合に出場する4選手を発表した。全チーム、レギュラーシーズンの90試合中60試合を終え、残りはいよいよ3分の1。ここから先は、1日ごとに順位変動が気になり始める時期だ。首位攻防戦もさらに熾烈となり、序盤・中盤以上に見逃せない終盤戦になる。
4選手全てプラスの中、偶然にも同ポイントで競り合っているのが個人6位タイとなっているEX風林火山・滝沢和典(連盟)と、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)。滝沢はルックス同様にスマートな打ち回しが光り、黒沢はセレブと呼ばれるにはふさわしいスケールの大きな麻雀が魅力。違う個性のぶつかり合いは、ファンの楽しみでもある。
その1つ上にいるのが個人5位・村上淳(最高位戦)。最近ではチームメイトの園田賢(最高位戦)が調子を上げており、いよいよ実力者チームが浮上のきっかけを掴み始めた。ここでチームの勝ち頭がさらに勢いをつけられれば、大逆転への再スタートとしては万全だ。
リーグ首位をひた走る渋谷ABEMASだが、終盤戦の出だしは日向藍子(最高位戦)に任された。2位のEX風林火山に約160ポイントの差をつけただけに、さらに差を広げて完全なる独走状態を作り上げたいところだ。スタジオに今夜は何回「ちゅも」の声が響くか。
【1月21日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人5位 +205.3
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人6位 +135.6
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人13位 +57.1
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人6位 +135.6
【1月19日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +465.7(60/90)
2位 EX風林火山 +304.1(60/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +63.8(60/90)
4位 TEAM雷電 ▲19.5(60/90)
5位 赤坂ドリブンズ ▲61.3(60/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲129.9(60/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲267.9(60/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲355.0(60/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






