大栄翔、自己最多12勝 2敗キープで優勝争い単独トップ!千秋楽へ 元若乃花も「体が動いていて余裕がある」と絶賛
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大相撲初場所>◇十四日目◇23日◇東京・両国国技館

 前頭筆頭・大栄翔(追手風)が、前頭四枚目・玉鷲(片男波)にはたき込みで勝利し、自己最多となる12勝目(2敗)を挙げた。前日まで並んでいた大関・正代(時津風)が敗れて3敗に後退したことで、単独にトップ立った。

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 初日から三役以上の力士7人を総なめにし優勝争いを引っ張ってきた大栄翔だが、ベテラン実力者・玉鷲に対して、立ち合いから鋭くぶつかり突き押すと、玉鷲の逆襲に応じて、タイミングのいいはたき込み。初優勝に向けて、また一歩前進した。

 ABEMAの中継で解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上は、「相手をよく見ていた。体が動いていて、まだ余裕がある引き方をしていた」と、短い勝負の中でも、大栄翔の動きのよさに注目していた。

 初優勝を期待するファンからも、この一番には大興奮。ネット上にも「優勝見えてきた!」「優勝セール待機!」と、勝利を称えるコメントが多く見られていた。

 初日から三役以上の7人の力士に全勝した大栄翔は、九日目、十一日目に土がついたが、際どい勝負でも白星をつなぎ、自己最多を更新する12勝目。ついに初優勝にあと1つと迫った。明日千秋楽で勝った時点で優勝が確定、敗れた後、3敗の正代が勝てば優勝決定戦にもつれ込む。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

一瞬の間合いも
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約90秒間の“廻し待った”
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大逆転の大技
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