「足がバグってる…」ヘビー級、“衝撃”決着に驚きの声 悶絶“くの字”に「心も体も折れてる」
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 身長2メートルから容赦なく打ち下ろされる地獄のボディ、さらに見事な打ち分けによる圧倒的な攻撃力を前に、ド迫力のTKO決着となったヘビー級決戦。耐えに耐えた敗者が、フラフラになりながらゴングを聞いた直後、放送席からは「足がバグってる」という強烈なワードまで飛び出した。

【映像】“ド迫力”のTKO決着

 1月22日にシンガポールで開催されたONE Championship「ONE: UNBREAKABLE」に出場した身長2メートルの巨人ファイター、ラーデ・オパチッチ(セルビア)がブルーノ・スサノ(ポルトガル)を無慈悲なボディブロー地獄で圧倒。2ラウンドに衝撃的なTKO勝ちを収めた。

 当たれば一発で終わるヘビー級のキックボクシング戦。23歳のオパチッチは昨年末、元K-1の“エロジマン”ことエロール・ジマーマンのプロ復帰戦で拳を交えると、電光石火のまわし蹴り一発で沈め、ファンに衝撃を与えた。2メートルから見下ろし足を使いながら打ち分ける器用なファイトスタイルを受け、「(元K-1王者)セーム・シュルトの再来」との声もあがった注目の選手。一方、対戦相手のスサノは37歳のベテランで元ISKAキックボクシング世界王者。代打により急遽の参戦となったが、ONEとの契約で結果を残したいところだ。

 試合開始とともに一気に距離を詰めたオパチッチは遠距離からのジャブとロー、さらにミドルなど容赦ない攻撃でスサノを襲う。ただ、スサノも実績ある選手。近い距離からローの連打、ボディなどをまとめて反撃に出る。ヘビー級らしからぬスピード感のある展開に視聴者からも「デカイし速いな」「動けるヘビー級は最強」など興奮気味の声があがる。

「足がバグってる…」ヘビー級、“衝撃”決着に驚きの声 悶絶“くの字”に「心も体も折れてる」
(C)ONE Championship

 しかし、“スサノ健闘”への期待は、オパチッチの悶絶ボディで打ち消されてしまう。

 プレッシャーをかけ、ケージ際まで追い込むと右、左とめり込むようなボディブロー。するとスサノの動きが一瞬止まり、後退。その足取りも重い。さらにオパチッチがボディに拳を叩き込み、スサノが体を“くの字”にして悶絶する場面をみた視聴者からは「アカンのもらった!」「ふらっふらだな」「ぐったりしている」「パンチの音がやばい」と絶望の声が寄せられる。

 ラウンド中盤、スサノがオパチッチにローブローを当て試合は中断。再開直後、回復の時間を稼げたスサノが回し蹴りから、ケージを蹴り上げてのスーパーマン・パンチ、バックブローと派手なムーブを連発して逆転を狙うが、オパチッチは防御技術も高くすべてが不発に。

 じわりじわりと壁が迫るように距離を縮め的確なボディ狙い。最後は“バキッ”と鈍い音を立てたボディブローを皮切りにボディからヒザ蹴りと容赦ない連打。これら全てをまともに被弾したスサノが辛うじて耐えきると実況席からは「よく耐えた」や「根性がある」という意見も飛び出した。

 2ラウンド。あとは仕留めるだけという状況だが、オパチッチは得意のジャブ、ガードが空いたらボディと冷静な戦いぶりを続ける。再びボディで相手の心を折りながら遠い距離から伸びるような右ストレートを撃ち抜くと、脳が揺れたスサノの動きがピタリと停止。さらにパンチの連打から右のハイ。しかし、スサノはふらつきながらも倒れない。

 するとABEMAで実況を務めた西達彦アナウンサーからも「立ってる、立ってる、気持ちは強いスサノ!」と折れない心に激励の声が、一方、コメント欄は危険水域を察したか「心も体も折れてる」「止めた方がいい」「見てるだけで痛そう」と悲痛な声が。ここでレフェリーも試合続行は無理と判断し、ストップをかけた。

 オパチッチの手の付けられない強さをさらに印象づけた試合内容となったが、実況席は嵐のような猛攻を耐え抜いたスサノを称える論調に。ゲスト解説の北岡悟が「(ゴングは当然)だよね…足がバグってましたからね」と満身創痍のスサノについて指摘すると、解説の大沢ケンジが「それでも倒れなかったですね…」と応じ、西アナは「スサノの気持ちもよく伝わった凄い試合でした」と総括した。

【映像】“ド迫力”のTKO決着
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【映像】青木真也、戦慄のバックチョーク
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