インタビューも徐々に“打点アップ”?堀慎吾が7勝目でジョークの余裕も/麻雀・Mリーグ
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 リーチでも仕掛けても思うがまま。最後は他人の動きを活かし、隙のない差し込みを決めてゲーム終了だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月25日の第1試合で、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)が個人2連勝、今期7勝目とした。

【中継】トークにも余裕が出てきた堀慎吾

 堀は東1局1本場、藤崎から満貫をアガりトップ目に立つ。東3局は積極的な仕掛けが決まり、北・ホンイツの3900点を松本からロン。東4局1本場は藤崎とのリーチ合戦を制し、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和の5200点(+300点)をアガり、リードを広げた。

 南場は点棒の壁を活かして、危なげないゲーム運びを見せた。南2局の親番では遠いところからマンズのホンイツ仕掛け。中盤に藤崎と松本からリーチを受けると撤退、ノーテン罰符の通行料で親を譲る。南4局は2着を確保したい藤崎へ、抜け目なく差し込みの牌を選んで終了、1月22日以来の連続トップを決めた。リーチも仕掛けも精度が高く、トップ取りのための戦略も徹底している堀の戦いぶりに、この中継を視聴していたファンも感服。「堀さん強すぎる」「あなた強すぎです」「堀の着順取りのうまさよ」「やっぱしんごやな」「ほんま上手かった」と賛辞が続いて投稿された。

 インタビューでは「嬉しいです」といつもののんびりしたペースで一言。新年に入り、トップとラスを繰り返す極端な成績となっていることについては「しょうもないラスを引いているんで。トップと3着とかにしたかったです」と苦笑した。また自ら「会心の一局があって」と切り出すと、南1局1本場の二階堂のホンイツ仕掛けに「もう1副露させたくてソーズを3連打したんですが、(すでにソーズ待ちで)跳満をテンパイしていて、放銃にならなかったことですね」と語ると、視聴者は爆笑。「あれは危なかったよねw」「運頼みで草」「素直でおもろいw」「まじでわろたw」「完全に読み間違ってる」「堀選手かわいい」とコメントが殺到した。

インタビューも徐々に“打点アップ”?堀慎吾が7勝目でジョークの余裕も/麻雀・Mリーグ
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 この日の解説を務めていた渋川難波(協会)は堀のインタビューについて「非常に素晴らしい」と称え、喋りにやや不慣れだった今期スタート時点に比べての成長を認めた。

 鳴かせにいったつもりが、あわや跳満放銃。そんなギリギリの危機回避という幸運も味方に付けて、堀の高いスキルが発揮されたこの日の好試合。前回のインタビューでは「優勝を狙いたい」と宣言し、ファンへ改めて奮闘を誓った堀が、この対局でも“ガチ補強”としての仕事を果たし、ファンを唸らせた。インタビューの受け答えも回数を重ねるごとに余裕が生まれ、この次のトップも待ち遠しいと見る者に思わせるものだった。

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)3万3100点/+53.1

2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)2万5900点/+5.9

3着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)2万5300点/▲14.7

4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万5700点/▲44.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

インタビュー慣れしてきた堀慎吾
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