Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月28日第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ最下位に沈むU-NEXT Piratesのキャプテン・小林剛(麻雀連合)。チームポイントがマイナス400に達し、上位6位のセミファイナル進出ボーダーまで300ポイン近く離れてしまった。チームの士気を再び高める勝利は得られるか。
【中継】キャプテン小林剛、チームを奮い立たせるトップは取れるか!?
小林の個人成績は30人中4位と堂々たるもの。ただ他の3選手が揃って不振(23位、27位、29位)で、小林一人ではそのマイナスをカバーしきれない状況が続いている。仮に小林が個人成績で+500まで伸ばしても、まだボーダーに届かないだけに、今夜の試合ではただのトップだけでなく、チームメイトの心に火をつけるような戦いぶりが求められる。
一時はU-NEXT Piratesのように苦しんでいたセガサミーフェニックスだが、1月に入ってからは4選手が全てトップを取るなど、はっきりと不調を脱した。大黒柱・近藤誠一(最高位戦)も白星を手にしており、個人で抱える100ポイントほどのマイナスも、あっという間に返済しそうな勢いも感じられる。
セガサミーフェニックスのターゲットになりつつあるのが、KADOKAWAサクラナイツ。5位と7位だが、ポイントでは29.7ポイント差と、2着順差でひっくり返る。内川幸太郎(連盟)は、この直接対決で差をつけるのが重要ポイント。1着順でも多く差をつけたい。
ここ最近では「動かざること山の如し」なのがEX風林火山。首位は渋谷ABEMASが独走するが、しっかりと2位の座を確保し、安定した戦いが続いている。無理なトップ狙いは必要ないが、二階堂亜樹(連盟)も攻めるところでは火の如く攻め、さらなるポイントをもぎ取りに行く。
【1月28日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人14位 +84.0
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人6位 +123.4
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人20位 ▲108.7
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人4位 +245.3
【1月26日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +597.6(64/90)
2位 EX風林火山 +250.2(64/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +17.9(64/90)
4位 赤坂ドリブンズ ▲104.9(64/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲109.5(64/90)
6位 TEAM雷電 ▲109.6(64/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲139.2(64/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲402.5(64/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






