Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月29日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は首位・渋谷ABEMASの日向藍子(最高位戦)。相手にする3選手は、泣く子も黙る錚々たるメンバーだが、持ち前の明るさ、笑顔、度胸で一網打尽にできるか。
4選手が好調を維持する渋谷ABEMASの紅一点・日向だが、ムードメイクだけでなく、ポイントでも十二分にチームに貢献している。個人ポイントは、松本吉弘(協会)の2位に次ぐ8位。この日対戦する男性3選手の中でも、最もいい成績だ。試合開始、終了時には卓に向かって深々と頭を下げるシーンが見られるが、今夜も勝利に余韻を感じながら頭を垂れるか。
首位を独走する渋谷ABEMASを除き、他チームは順位争いの真っ最中。3、5、6位の差は1日でひっくり返る可能性もあるほどだ。リーグ3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは前原雄大(連盟)が登場。破壊力満点のアガリが、今期はまだまだ物足りないが、約150ポイントのマイナスなど、2~3試合もあればあっさり返済してしまう力もある。
5位の赤坂ドリブンズからは鈴木たろう(最高位戦)が出場する。一時期絶好調だった村上淳(最高位戦)が調子を落とし、一方で園田賢(最高位戦)が復調してきた。ここは鈴木も、長く苦戦してきた分、もうひと踏ん張りしたい。
6位のTEAM雷電は、年明けから絶好調で来ていたが、少し伸び悩みの雰囲気も出てきた。5位の赤坂ドリブンズの差はほんのわずかだが、セミファイナル進出争いのボーダーラインぎりぎりにいるのは、精神的にもきついもの。頼れる瀬戸熊直樹(連盟)が、1つでも上の順位を狙いに行く。
【1月29日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人17位 +11.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟) 個人23位 ▲157.2
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人8位 +116.4
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人10位 +101.8
【1月28日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +597.6(64/90)
2位 EX風林火山 +171.3(66/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +17.9(64/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +16.7(66/90)
5位 赤坂ドリブンズ ▲104.9(64/90)
6位 TEAM雷電 ▲109.6(64/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲212.8(66/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲376.2(66/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






