トップ目とラス目の点差はわずか8000点。大接戦のオーラスに、懐かしの名番組のタイトルが口をついて出た。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月4日の第2試合で、実況の日吉辰哉(連盟)が持ち前の名調子の数々を披露。ファンに極上の興奮と笑いを提供した。
【動画】22時に「全員集合」「行ってみよう!」(2時間44分ごろ~)
豊富なボキャブラリーでMリーグの対局をドラマチックに盛り上げ、ときに喉を枯らすほどの絶叫を披露することから“熱血実況”と称される日吉。この日の中継では解説のTEAM雷電・萩原聖人(連盟)との息の合ったトークで視聴者を楽しませたほか、クセの強さが魅力的な“日吉節”も次々に飛び出した。
第2試合の南3局、時刻は4日の22時を迎えようとしていた。1人だけやや離されたラス目のKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)が、絶好の赤五万を引いてわずか4巡で三色同順・赤2の8000点をテンパイ。このダマテンにトップ目を走っていたKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)が飛び込み、全員が2万点台という大接戦で南4局を迎えることになった。
誰がトップを手にするのかまったくわからない試合展開に、日吉は「全員集合きた!全員集合きました!熱いぜ高宮!」と絶叫。ザ・ドリフターズによる伝説的なバラエティ番組「8時だョ!全員集合」の故・いかりや長介さんを意識した「南の4局いってみよう!」というフレーズまで披露し、視聴者コメント欄も「チョーさんかよw」「いかりや日吉」「22時だよ全員集合」「ダメだこりゃ!」「いかりやリスペクト」「日吉絶好調だなw」と最高潮の盛り上がりを見せた。
迎えたオーラス、高宮の逆転トップを阻止しようとする内川に「ドリームブレーカー内川!」という新たなニックネームを授けた日吉。続く1本場でもセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)の逆襲を「メンゼンの王様が来たー!」と表現するなど、縦横無尽な“日吉節”の数々に、解説の萩原も「盛り上げ方が無理矢理!」「メンゼンの王様……?」とツッコミを連発する。喉の手術からの休養明けにも関わらず声帯を酷使した日吉は、「もう明日また病院送りだ。喉がダメだ!」という際どい自虐ネタまで繰り出し、ファンからは「病院送りは笑うわ」「喉がダメは草」「また病院w」「日吉自重しろw」といったコメントが続々と寄せられた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







