プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月11日の中継で、実況を担当した日吉辰哉(連盟)と解説の土田浩翔(最高位戦)が、「3面張はハンバーグ」「お子様ランチみたいな手」などシュールな比喩を駆使したトークを展開。視聴者の間に困惑と笑いが広がる一幕があった。
11日のMリーグ中継で実況を務めた日吉は、豊富なボキャブラリーと喉が枯れんばかりの絶叫で“熱血実況”として人気を博している。一方、コンビを組む土田は数々のタイトルを獲得し、解説経験も豊富な麻雀界の“レジェンド”の一人。同コンビの丁々発止のやりとりは麻雀ファンから「麻雀漫才」と評されるなど大好評で、この日も放送開始直後から「つちよしコンビ」「最強コンビきた!」「仲良し2人だw」「漫才始まった」と期待のコメントが続々と寄せられた。
まず布石を打ったのは土田だった。東3局、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)の七対子イーシャンテンの手について、多井ほどの実力者にとっては難易度の低い「お子様ランチみたいな手」だと形容。これに日吉が「ちょっと待ってください。お子様ランチが簡単とは限らないですよね?」と食いつき、視聴者からも「お子様ランチw」「なんだそれw」「お子様ランチは笑う」とツッコミが相次いだ。
その後、同局でセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が3面張でリーチを打つと、日吉は「みんな大好き3面張だ!」と興奮気味に実況。七対子をはじめ単騎待ちの名手として知られる土田から「みんなそんなに好きなのかなぁ?」と疑問を呈されると、食べ物に例える流れができたと考えたのか、日吉は「ハンバーグくらいは好きだと思います。カレーとは言わないですよ!カレーはもっと人気でしょうから」と独自の理論を展開した。
さらに魚谷のアガリで連荘となった東3局1本場、日吉は五万が入れば4面張となる多井の手格好に「五万入ったらカレーライスくらい行けますよ!赤五万引いたらもうカツカレーです」と太鼓判。これに土田が「黒五万ならチキンカツカレーだね」と応じるも、日吉はなぜか「いや、トッピングなしですね」と頑なに応戦し、2人の奇想天外なトークに「この例え合戦なんやねんw」「どうゆう比喩だ」「意味わかんなくて草」「なんの話やねん笑」「麻雀ってカレーなの?」「面白すぎる笑」と視聴者も笑いがこらえきれない様子だった。
試合後のインタビューでは、リポーターの松本圭世アナがトップを獲得したTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)に「多面張=ハンバーグもしくはカレーライス説」について質問する場面も。しかし瀬戸熊は「カレーライスは試合前に食べると負けるので、ちょっと控えてます」と「みんな大好き」という日吉の説を覆すまさかのオチをつけ、ふたたび視聴者コメント欄には爆笑が広がっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







