2021年の格闘技界で、まずファンに特大のインパクトを残したのが青木真也だった。1月22日、シンガポールで開催されたONE Championship。久々のONE本戦出場となった青木はジェームズ・ナカシマと対戦し、1ラウンド2分42秒、バックからのネッククランクで一本勝ちを収めている。
試合前、青木は「窓際」、「肩叩き」という言葉を使っている。対戦したナカシマはLFAで1階級上のウェルター級王座を獲得。ONEでもベルトに挑戦している。岡見勇信に勝った選手であり、判定で着実に勝ち星を重ねた“地味強”“難攻不落”タイプと言っていい。