佐々木寿人、10勝一番乗り!2試合目も大勝で一気に“3勝分”の荒稼ぎ/麻雀・Mリーグ
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 チームの大ピンチに立ち上がったのは、やはりこの男だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月18日の第1試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が節目の個人10勝目を挙げた。

【動画】佐々木寿人、今期最高スコアの圧勝

 この試合の対局者は起家からKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)、佐々木の並びでスタート。一時は上位争いに顔を覗かせていたものの、ここ最近の不調でセミファイナル進出のボーダーを下回る7位まで順位を落としたKONAMI麻雀格闘倶楽部は、残り14戦というレギュラーシーズンの佳境で不動のエースに希望を託した。

 東1局、代名詞のリーチ攻撃で2600点のアガリを決めた佐々木は、東3局にもダマテンで満貫、ツモれば跳満の手で果敢にリーチを敢行。これを自らツモり、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・赤2・ドラの1万2000点で内川をかわしてトップ目に立った。

 攻撃だけでなく、リードを築いた後の守備力も光った佐々木。僅差の2着目から内川が迫る中でも慌てず騒がず、苦しい手は早々に見切りをつけ、南3局1本場にはタンヤオのみ1000点(+300点)のかわし手でトップ目を維持したままオーラスに突入する。そのオーラスでは3着目から跳満ツモで大逆転を狙う丸山のアガリに「ヒヤッとしました」と肝を冷やしながらも、跳満に届く条件の裏ドラが乗らず薄氷の逃げ切りトップが確定。苦しい状況にあるチームに貴重な1勝を持ち帰ることに成功した。

佐々木寿人、10勝一番乗り!2試合目も大勝で一気に“3勝分”の荒稼ぎ/麻雀・Mリーグ
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 全30選手で最速となる10勝到達にも、「やっぱりトップがどうしても必要かなと思いました。チーム状況があまり良くないですからね。なんとか風を変えられるような試合にできたら」と個人記録よりもチームを支えるエースとしての自覚をにじませた佐々木。この試合を終えた時点で個人首位の渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)に1.2ポイント差まで迫る2位となるも、「個人賞というよりも、チームがセミファイナルに残らないことには話にならないと思うので、そのために頑張りたいと思います」とあくまでも“チームありき”を強調した。

 佐々木は続く第2試合にも連投で出場すると、今期のMリーグ記録を塗り替える9万4000点の大トップを獲得。2試合合計でおよそ3勝分に相当する169.2ポイントを荒稼ぎし、チームの5位浮上と個人首位浮上を同時に達成するという大エースぶりを見せつけた。とにかく佐々木の強さばかりが際立った2021年2月18日は、麻雀ファンの間で“魔王の夜”として語り継がれることになりそうだ。

【第1試合結果】

1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)3万5200点/+55.2

2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)3万3900点/+13.9

3着 赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)3万1700点/▲8.3

4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)-800点/▲60.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

9万4000点の大勝
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ドラ・カンドラがもろ乗り
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それアガリ牌です…!
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