ライバルの躍動に触発されたのか、クールなイケメン雀士が解説席から“予告先発”をするという大胆な一手に打って出た。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月18日の中継で、EX風林火山・滝沢和典(連盟)が解説を担当。実況の日吉辰哉(連盟)と楽しげなトークを繰り広げ、中継の終わりには翌19日の第1試合に出場すると異例の告知を行った。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)の同日2連勝となった18日のMリーグ。第2試合で佐々木が10万点に迫ろうかというワンサイドゲームを演じる中、“タキヒサ”として長年のライバル関係にある滝沢は「僕もこの人とライバル設定みたいにされたから、それからおかしくなったのかもしれない」と自虐的なボヤキを披露。視聴者コメント欄には「タッキーおもろいw」「ライバル設定w」「寿人被害者の会w」「寿人のせいだったw」「めちゃワロタ」と爆笑が広がった。
同団体に所属し、両者と親交が深い実況の日吉も「滝沢さん、それ裁判起こせますよ。勝てるまであります」と大笑い。続けて「ひょっとしたら俺の麻雀は間違ってたんじゃないか、みたいな疑心暗鬼にさせられますよね」と冗談まじりに佐々木の魅力的な麻雀を称え、「訳わかんない八万単騎ツモって、1回切りそうになって6000オールとか言われて。『払いたくねえ』って思いますよ」と居酒屋のようなトークを展開した。
気心の知れた相手ということもあり、その後も滝沢は佐々木に対して「だいたい点棒巻き散らかして帰ってくる」「リーチとホンイツしかしてこない」など切れ味鋭いジョークを連発。「言いたい放題で草」「タッキーめちゃくちゃ言ってるw」「リーチかホンイツw」「タッキーの解説面白すぎ」とファンを沸かせていた。
佐々木の大トップで終わった第2試合の終了後、滝沢はファンへのメッセージとして「明日は僕が先発でいきます。体調が悪くならなければ」と翌19日の第1試合への出場を予告。日吉が「他の3チームが滝沢選手を相手にどの選手をチョイスしてくるか。このあたりも注目ですね」と煽りを入れると、中継を見届けた視聴者からは「予告先発きたー!」「寿人にあてられたか」「激アツ予告」「かっけぇやん」「タッキー素敵」といった期待のコメントが相次いで寄せられた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







