前夜に自ら“予告先発”滝沢和典、ライバルの活躍を目に燃えたぎるか!?/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、2月19日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は前日18日、解説を務めていた際に自ら先発すると予告していたEX風林火山・滝沢和典。ライバルのKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)の記録的な大勝を目に焼き付けた男が、一夜明けてどんな戦いぶりを見せるか。

【中継】前夜の“予告先発”滝沢和典の命運は!?

 18日の2試合は、いずれも佐々木がトップを取り、1日で169.2ポイントという大量点を叩き出した。これに触発されてか、解説していた滝沢は試合終了後に自ら翌日、先発すると宣言。個人トップに君臨するライバルへの対抗心を隠さなかった。気づけば4位・EX風林火山のすぐ後ろに5位・KONAMI麻雀格闘倶楽部がいる状況に。一気に追いついてきた相手にもう一度差をつけるため、強い気持ちを持って卓に向かう。

 一気に160ポイントを超えるような一日を作り上げたいという思いは、何よりリーグ最下位・U-NEXT Piratesが強いはず。レギュラーシーズン最終盤になっても、大慌てする様子を見せないチームではあるが、昨期の優勝時に大粒の涙を流した朝倉康心(最高位戦)からすれば、心中穏やかではないはず。大きなトップで7位浮上が見えるだけに、勝負どころは絶対に逃せない。

 火花散らすド派手の戦いで燃えるのは、あと2人いる。セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)は、スケールの大きな麻雀で、ファンからも「夢芝居」と称えられるほど。気合が入ったところでのツモの仕草も特徴的で、リーチがかかればファンも一緒に手に汗を握る。トップでもれなく6位浮上が見えるだけに、勝利は誰にも譲らない。

 スポットライトが明るくなるほど燃えるのはTEAM雷電・萩原聖人(連盟)。トータルポイントでは、まだまだ不本意な成績ながら、トップを取れる戦いも増え、光が差している。チームも2位とセミファイナルシリーズ進出には好位置につけているだけに、さらに先のファイナルシリーズ進出を見据えて、勝利のRMOポーズを今夜も見せたい。

【2月19日第1試合】

EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人14位 +4.8

セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人19位 ▲103.0

TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人29位 ▲295.5

U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人26位 ▲213.6

【2月18日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +557.4(78/90)

2位 TEAM雷電 +76.3(76/90)

3位 KADOKAWAサクラナイツ +54.1(78/90)

4位 EX風林火山 ▲9.6(76/90)

5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲39.2(78/90)

6位 赤坂ドリブンズ ▲179.7(78/90)

7位 セガサミーフェニックス ▲199.4(76/90)

8位 U-NEXT Pirates ▲259.9(76/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

大和証券 Mリーグ 風林火山vsフェニックスvs雷電vsPirates
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