将棋も優秀、学業も優秀 後輩女流棋士が「何も敵わない」と絶賛する広瀬章人八段の頭脳
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 将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が通っていた高校を自主退学したことで注目されることになった、棋士と学歴。少年時代から棋士を志すため、なかなか学業との両立は難しいというのが一般的なイメージだが、それを見事にやってのけた棋士もいる。そのうちの一人が、広瀬章人八段(34)だ。史上初となる大学生タイトルホルダーにもなった実力者について、後輩である宮宗紫野女流二段(32)が在学中の様子を語った。

【動画】学生時代にタイトル獲得!広瀬章人八段の早大エピソード(4時間53分ごろ~)

 広瀬八段は2月18日、藤井王位・棋聖と竜王戦2組ランキング戦で対決。惜しくも敗れたが、この対局の中継で聞き手を務めていたのが宮宗女流二段だった。解説の増田康宏六段(23)から、広瀬八段と宮宗女流二段が、同じ早稲田大学に通っていたことを切り出されると、宮宗女流二段がその優秀ぶりを伝え始めた。

 宮宗女流二段 広瀬八段は2学年上だったんです。同じ教育学部だったので授業も同じだったりしましたね。将棋部には広瀬八段も入られていて、その時にタイトルを取られていたので、すごくみんなから慕われていました。面倒見のいい方でしたね。中村太地七段は私の同期で政治経済学部。2人ともすごく優秀で、なんかもう、いやでした(笑)将棋も優秀、学力も優秀、敵うところところがないから(笑)

 棋士として活躍するだけでなく、学業でも優秀。思わず「なんか、もういや」と笑ってしまうのもわかる。それだけ突出した才能が同時期に集まった早大・将棋部というのも、それでまたすさまじい。

 すると、ここで増田六段もエピソードを1つ紹介。師匠の森下卓九段(54)から聞いた話だ。

 増田六段 師匠によると、広瀬さんは(大学の)教授の方に、将棋の世界に行くのを引き止められたらしいんですよ。「こちらの世界でやった方がいい」みたいなことを言われたと聞いたことがあります。

 今やタイトルを2期獲得し、トップ棋士として大活躍する広瀬八段だが、教授からしてみれば、棋士以上に活躍できる場所が学問にあると思ったのだろう。それだけ類まれなる頭脳の持ち主であるという証明だ。

 宮宗女流二段は、学業との両立が難しく中退することになっただけに、全てを同時にこなしていた広瀬八段への尊敬の思いは強いものだ。

 宮宗女流二段 私は挫折しました。出席とか大変で。でも藤井王位・棋聖も…ねっ!(苦笑)広瀬八段は忙しい中タイトルも取ったし、対局があって、授業がある中で、将棋部にも顔を出していた。時間の使い方が天才的でしたね。

 一つの道を極めようと、それに集中するも才。多忙な中でも多くのことを学び、行うのも才。将棋界には、いろいろな意味で「天才」が集まっている。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

学業でも優秀だった広瀬八段
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ぬいぐるみを抱っこする藤井王位・棋聖
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