Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、2月23日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は前回登場時に記録的な大量ポイントでの2連勝を飾ったKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)と、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)の対決。セミファイナルシリーズ進出をめぐる争いで、試合後に微笑むのはどちらか。
【中継】魔王・佐々木VS美魔女・和久津、勝利に笑うのはどちらだ
佐々木は、「魔王」の異名のもと、圧倒的な強さを発揮する。前回登場時は今期最高スコアを更新する大勝を含む個人2連勝。下位に苦しんでいたチームの状況を激変させ、一気にリーグ4位まで押し上げた。首位・渋谷ABEMASが独走、2位・KADOKAWAサクラナイツがやや抜け出し気味になった中、3位浮上は射程圏内。この日も強烈な一撃でリーグを揺るがすつもり満点だ。
セミファイナル進出にむけて、今期一番と言っていい踏ん張りどころを迎えているのがリーグ6位のセガサミーフェニックス。先発を任されたのは40代にして抜群のスタイルを誇り、かつド派手な髪型も話題の美魔女&ギャル、和久津だ。佐々木は同じ団体でも戦ってきた間柄で、その力はよく知るところだが、この“魔対決”で敗れ、再びボーダーライン以下に落ち込むようなことは絶対避けねばならない。むしろトップを取って、1つでも順位を上げたい。
下からの突き上げをくらう格好になるのがEX風林火山・勝又健志(連盟)。なんとかプラスポイントを維持し続け、上位に踏みとどまれているのは、チーム3人が持つ地力があってこそ。勝又も、ここから大崩れしないことこそが、セミファイナル進出につながることは百も承知だ。トップは欲しいが、痛恨のラスだけは避けたいところ。クレバーな立ち回りが求められる試合こそ、勝又の麻雀IQが光る。
セミファイナル進出を動かぬものにしているのが渋谷ABEMAS。残り12試合の戦いは、その先を見ながらのものになる。個人2位でMVPも狙える松本吉弘(協会)にとっては、個人1位の佐々木との直接対決は、絶好の試合。相手の超攻撃的な麻雀からカウンターを取って勝利できれば、若武者の大きなタイトルへのチャンスがさらに開ける。
【2月23日第1試合】
EX風林火山・勝又健志(連盟) 個人16位 ▲44.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人1位 +460.6
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人2位 +347.8
セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟) 個人25位 ▲169.1
【2月22日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +557.4(78/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +133.0(80/90)
3位 EX風林火山 +43.0(78/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲39.2(78/90)
5位 TEAM雷電 ▲103.0(80/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲137.3(78/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲200.5(80/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲253.4(80/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






