クセが強いのはシャツの柄だけではないようだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月23日の中継で、金太賢(協会)がゲスト解説を担当。ダジャレを交えたハイテンションなトークで視聴者を楽しませた。
金は自団体の最高峰タイトル「雀王」を2連覇しているほか、国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦」においても2017年に最強位に輝くなど、抜群の実績を誇る人気プロ雀士。個性的なファッションでもおなじみで、約1年ぶりの解説登場となった中継の冒頭でその姿が映し出されると、「くまちゃん柄」だという派手なシャツに対して「今日もハデハデだー!」「シャツのクセがすごい」「服の自己主張w」「目がチカチカする笑」「どこで見つけてくるんだろう?」といった感想が殺到した。
いざ対局がスタートすると、金は持ち前の明るいキャラクターを存分に発揮する。実況でコンビを組むのが気心の知れた同団体の松嶋桃(協会)ということもあり、全員に好配牌が行き渡った第1試合の東3局には「桃やん、この4人の手牌で誰が好き?」と楽しげに質問。「ももやん!?」「これは流行るw」「ももやんは草」「ももやんカワイイ」「協会の仲良し感すごい」とコメント欄を沸かせた。
東4局には、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)がカンをしなかった場面で「我カンせず!」というダジャレを披露。さらに南4局には、親によるリーチの威力をわかりやすく表現した「地震雷火事親リーチ」という格言風のギャグも飛び出し、「金おもろいw」「謎のボキャブラリー好き」「スムーズな麻雀ギャグ」「引き出し多いなw」「ほんとトークうまい」と視聴者の笑いを誘った。
さらに金は、同団体の後輩にあたる渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)がオーラスの連荘でラス目から一気にトップ目に迫ると、「カッコいいよ、マツ!」と思わず感情移入。「マツがプロに入ったころから一緒に私設リーグとかもやってきた。そんなマツが今、めちゃくちゃ強くなってる。本当に尊敬もしているし、羨ましくも思うし……」とMリーグの舞台で活躍する若武者の姿に胸を熱くしていた。
麻雀対局をより楽しく伝えようとするサービス精神に加えて、高い雀力に裏打ちされた的確な分析で「すごくわかりやすい」「いい解説だった」「また聞きたい!」「キムさん面白かった!」「ももキムコンビ最高や!」「丁寧だし熱もこもってて好き」と好評を博した金の解説。なおシーズン終盤を迎えたMリーグでは、今後もレギュラー解説陣とは異なるゲストの登場が予定されている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







