敷地内を覗き込む黒ずくめの2人…窃盗犯の“下見”映像
【映像】ABEMAでみる

 午前4時、暗闇の中ヘッドライトをつけずに現れた車。住宅の前に車を止めると、黒ずくめの2人が降りてきて、1人は塀にのぼり敷地の中を確認。指をさしながら話し込む様子も見られる。およそ1分後、2人は車に乗り込み、何もなかったかのように立ち去った。

【映像】家族構成や金の在りかが書かれたメモも

 愛知県警が公開したこの映像は、窃盗グループによる「下見」とみられている。そして、愛知県警は窃盗グループから押収したメモも公開した。このメモには「夫、50代、出勤時間、9時30分」「妻、50代、出勤、9時30分、パート」と、狙った家の家族構成や生活パターンが記されている。

 さらに金品の保管場所だろうか、「3階建て、1階・駐車場、2階・金」と書かれ、金には丸印が記されている。また別のメモには、部屋の間取りと金品の在りかが細かく書かれていた。

 警察は、窃盗グループが設備の点検などの業者を装って家に入り込み、こうした情報を入手している可能性があるとみている。さらに、窃盗グループから押収したスマートフォンには、「空き案件で東京ですが、誰か行く人いませんか」「一軒家80歳代のおばあさん1人暮らし」と、情報屋と実行役とで交わされたやり取りが残されていた。

 全国で確認された住宅での泥棒被害の件数は減っているが、1件当たりの被害金額は増えているという。窃盗グループが情報をもとに効率よく、多額の現金を盗んでいるためとみられている。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

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