将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が3月4日に行われ、佐々木勇気七段(26)が佐藤和俊七段(42)に83手で勝利、予選Bブロックの準決勝進出を決めた。
今年度の勝率が7割を超え、順位戦では藤井聡太王位・棋聖(18)とともにB級1組への昇級を決めている佐々木七段だが、午前中の対局で勝利すると、同日2局目となった本局でも充実ぶりを発揮。終盤の入り口まで拮抗した戦いを続けていたが、徐々にリードし始めると、佐藤七段が2枚の馬で攻めてくるところをうまく残して、勝負あり。一気に寄せ切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)