Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、3月5日第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、チームが6位とセミファイナルシリーズ進出ぎりぎりにいるTEAM雷電の萩原聖人(連盟)。各チームのエース格が揃った厳しい卓に入り、レギュラーシーズン最終盤に貴重な1勝を持って帰れるか。
【中継】セミファイナル進出に崖っぷち!TEAM雷電、踏みとどまるか
今期はずっと苦しい戦いが続き、個人最下位にいることも長かった萩原。一時は復調の兆しも見せたが、現在は400近いマイナスポイントを抱え、悔しい思いはどんどんと積み重なった。それでもチームメイトの瀬戸熊直樹、黒沢咲(いずれも連盟)の踏ん張りにより、チームはなんとかセミファイナル圏内の6位に踏みとどまっている。シーズン最終盤の1勝は、序盤の1勝とは重みが違う。ハードな顔触れとなったこの試合で勝利のポーズができれば、その効果は絶大だ。
若干の余裕はあるものの、これ以上肝を冷やしたくないのがEX風林火山。プラス、マイナスの域を行ったり来たりという状況で、常に連敗=シーズン敗退という不安が拭えない。先発する滝沢和典(連盟)が、もう一度チームをプラスに導ければ、今度こそ安心して試合後の夜を過ごすことができる。
目線が既に次なるステージへと向かっているのが首位・渋谷ABEMASと、2位のKADOKAWAサクラナイツ。この2チームを軸にセミファイナルが展開されていくのは間違いないところだ。渋谷ABEMASからは多井隆晴(RMU)、KADOKAWAサクラナイツからは堀慎吾(協会)と、チームを引っ張ってきた2人がここで対決。セミファイナル、さらにはファイナルを見据えた“前哨戦”は、どちらが上を行くか。
【3月5日第1試合】
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人11位 +41.0
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人5位 +260.0
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人8位 +116.7
TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人30位 ▲394.4
【3月4日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +518.6(84/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +317.2(84/90)
3位 EX風林火山 ▲25.9(84/90)
4位 赤坂ドリブンズ ▲87.7(86/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲115.0(86/90)
6位 TEAM雷電 ▲178.2(84/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲205.0(86/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲224.0(86/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






