将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が3月10日、順位戦B級2組の11回戦（最終戦）で中村太地七段（32）と対局中だ。既に来期のB級1組昇級を決めているが、本局に勝利すれば10勝0敗で、自身3度目の全勝昇級となる。過去38勝1敗と、ずば抜けた成績を収めている順位戦で、さらに輝くか。
【中継】藤井聡太王位・棋聖、全勝で昇級なるか 順位戦B級2組
開幕から無傷の9連勝で、B級2組の1期抜けを決めている藤井王位・棋聖。来期は「鬼の棲家」とも称されるB級1組に参戦する。タイトル経験者も多数いる激戦リーグだが、谷川浩司九段が持つ最年少名人記録、21歳2カ月を更新するためには、このB級1組も1期抜けする必要がある。C級2組からB級2組までは全10局だったが、来期は12人の総当たりで1局増える。星のつぶし合いが起きる中、順位戦でわずか1回しか負けていない藤井王位・棋聖が、変わらず連勝を続けるのか、壁にぶつかるのか早くも注目されている。
タイトルを2つ獲得、全棋士参加棋戦でも優勝2回と、充実した1年を送ったが、42勝は1位タイ、勝率.840、15連勝はいずれも1位を記録。また、前日までの通算勝率は.8406だが、本局に勝利すると年度勝率が.8431に。対戦相手のレベルが年々上がる中、通算勝率をさらに引き上げるという、驚きの結果になる。
持ち時間は各6時間で、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 ポークカレー 中村太地七段 ポークカレー、サラダ
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 2時間6分（消費3時間54分） 中村太地七段 2時間36分（消費3時間24分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
