<大相撲春場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・翔猿(追手風)が前頭十四枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)に土俵際で逆転の突き落としを決め、館内から大きなどよめきが沸き起こる一幕があった。
立ち合い踏み込んだ翔猿は、琴恵光と激しい押し合いを展開。その後、互いに右四つの体勢になると、一瞬の隙をついて琴恵光が左上手を奪った。そのまま引きつけて寄っていった琴恵光だったが、土俵際でうっちゃるように投げた翔猿が突き落としを決め、逆転勝利を挙げた。勝った翔猿は3敗を守り勝ち越しとなる8勝目。敗れた琴恵光は黒星先行となる6敗目を喫した。
翔猿の起死回生の逆転劇を受けて、ABEMAで解説を務めた元大関・琴奨菊の秀ノ山親方は「小さい力士は土俵際で膝を曲げてタメを作れるんですよね。なので返し技ができるんです」と翔猿の目線に立って解説。「(大きな力士は)そのまま上に乗っかって寄っちゃうので、突き落とされたり残れなかったりすることが多いんですけど、(翔猿は)小ささをうまく利用して力に変えましたね」と語った。
逆転の翔猿にどよめいた館内に対して、視聴者からは「思わず声でちゃったよw」「よく投げた!」「良い一番」といったコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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