髪の再生、老化防止も…“iPS細胞”は個人が持つ時代? 約1億円の作製費用も低コストに ABEMAヒルズ 2021/03/27 06:30 拡大する iPS細胞は、万能細胞の一種で、さまざまな臓器に分化できる細胞だ。自分の細胞から作ったiPS細胞を活用すれば、臓器移植をした際の拒絶反応が避けられるなど、これからの活用が期待されている。京都大学の山中教授が作製に成功して以降、医療のさまざまな分野で研究が進められてきた。【映像】動いてる…? iPS細胞で作った「心筋シート」 日本人が設立し、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置く、スタートアップ企業「I Peace, Inc(アイ・ピース)」では、医療用iPS細胞の製造・販売事業を本格的に開始した。同社では、京都府内の工場でiPS細胞を大量生産し、海外の製薬会社などに供給。作製したiPS細胞は、心臓疾患の治療に使用する「心筋シート」などに活用されている。その中でも注目を集めているのは、希望者自身のiPS細胞を作る個人向けサービス「MiPSC(マイピース)」だ。 続きを読む 関連記事