<大相撲春場所>◇十四日目◇27日◇東京・両国国技館
前頭十三枚目の千代翔馬(九重)が前頭十一枚目・琴勝峰(佐渡ケ嶽)を寄り切って7勝目を挙げた一番で、千代翔馬の琴勝峰に対する振る舞いが反響を呼んでいる。
立ち合い頭から当たった両者は激しく突き合ったが、千代翔馬が素早く左を差すともろ差し状態に。万全になった千代翔馬は一気に前に出ると、琴勝峰を危なげなく寄り切った。
勢い余って背後から土俵下に飛び降りた琴勝峰だったが、これを千代翔馬が抱きかかえるようにして落下の衝撃を和らげるとABEMAの視聴者から「千代翔馬やさしい」など称賛の声、一方の琴勝峰に対しては「足首だもんな」「無理しないで」など心配の声が多数寄せられた。琴勝峰は今場所、右足関節捻挫の影響もあり三日目から休場。十二日目から志願の再出場を果たすと、照強から今場所初白星を挙げている。
この取り組みを見た元若乃花の花田虎上氏は、琴勝峰が千代翔馬に寄られながら右足一本で踏ん張ったシーンに注目し「こういうシーンが一番危ない」と切り出すと「こういう残り方が一番怪我が多い。千代翔馬が左の立て褌を取っている。立て褌を取ると腰がロックになる。千代翔馬はわかっているからよかったが、悪いやつはガッと力を入れられるので大ケガをさせられる。怖い。見てて本当にヒヤヒヤして、心配になるんです」と振り返った。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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