千秋楽結びの一番で館内ヒヤリのアクシデント 行司が土俵下に落下で急遽「代打」が勝ち名乗り 大相撲,スポーツ 2021/03/28 18:42 拡大する <大相撲春場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館 横綱不在の場所で、関脇・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が優勝を決める中、千秋楽結びの一番でまさかのアクシデントが発生した。【動画】行司が土俵下に落下 朝乃山(高砂)と正代(時津風)という大関同士の一番は、目まぐるしい攻防に。7勝7敗からなんとか勝ち越しを目指した正代に対し、朝乃山が徐々に体勢を整え上手をがっちり。最後は上手投げでねじ伏せ、10勝目をあげた。 優勝も直前の取組で照ノ富士が決めており、少し静けさも交じる中での取組になったが、館内のファンが一気に騒然としたのは最後のシーンだ。大きな2人がもつれ合うように土俵際に寄っていくと、行司の式守伊之助が巻き込まれ、土俵下にダイレクトに落下。すぐに起き上がってこなかったこともあり、館内にはどよめきも起こった。すると、すかさず控えていた木村玉治郎が“代打”として土俵中央へ。軍配を朝乃山の方へかざし、勝ち名乗りまで終えた。 続きを読む 関連記事