横綱不在の場所で、関脇・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が優勝を決める中、千秋楽結びの一番でまさかのアクシデントが発生した。
朝乃山(高砂)と正代(時津風)という大関同士の一番は、目まぐるしい攻防に。7勝7敗からなんとか勝ち越しを目指した正代に対し、朝乃山が徐々に体勢を整え上手をがっちり。最後は上手投げでねじ伏せ、10勝目をあげた。
優勝も直前の取組で照ノ富士が決めており、少し静けさも交じる中での取組になったが、館内のファンが一気に騒然としたのは最後のシーンだ。大きな2人がもつれ合うように土俵際に寄っていくと、行司の式守伊之助が巻き込まれ、土俵下にダイレクトに落下。すぐに起き上がってこなかったこともあり、館内にはどよめきも起こった。すると、すかさず控えていた木村玉治郎が“代打”として土俵中央へ。軍配を朝乃山の方へかざし、勝ち名乗りまで終えた。
この一連のシーンにABEMAで解説をしていた元横綱・若乃花の花田虎上は「最後、大関同士の取組で注目されたのは行司さん」と、優勝争いに絡まなかった両大関についてコメントすると、視聴者からはアクシデントを心配する声が殺到。「大丈夫か、行司さん」「災難が起こった」というコメントほか、すぐに代役を務めた木村玉治郎に対しては、素早い対応だったという声も多く寄せられていた。
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