
麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」への挑戦権を争う雀王戦A1リーグが4月4日に開幕した。第1節A卓ではプロ麻雀リーグ「Mリーグ」の渋谷ABEMASでも活躍する松本吉弘が、4戦してトップ1回・2着3回の全連対で卓内トップを取った。
昨期は開幕節で200を超えるマイナスからスタートした松本だったが、今期は初戦を2着で終えると、2戦目に早くも今期初トップ。3、4戦目も2着にまとめ、+113.8と上々の開幕節となった。「トップ1回2着3回なので、もう1回どこかトップを取れればもう少し勝てましたが、まずはスタートダッシュを決められたということで良かったです」と、Mリーグでも活躍する若武者が雀王へ、力強く一歩を踏み出した。
【試合結果】
1位 松本吉弘 +113.8
2位 吉田基成 +100.5
3位 下石戟 +13.3
4位 岸赳生 ▲35.8
5位 田内翼 ▲192.8
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル




