神戸の絵画教室「アトリエ・太陽の子」で集まった子どもたちに語られるのは、震災の記憶だ。教室を開く中嶋洋子さんは「突然来ます!突然。本当に、阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、突然です」「あの日、あの時、あの場所にね、もしも私がいたならば。想像力を働かせて、絵にします」と、熱の込もった声で子どもたちに呼びかけた。