先輩、カッコよすぎだろ!村上淳、涙の後輩の無念晴らすリベンジの勝利/麻雀・Mリーグ
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 カッコよすぎる先輩にファンも熱狂だ。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月16日の第2試合で赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)が今シリーズ初勝利、第1試合でラスを引いた、後輩丸山奏子(最高位戦)のマイナスを挽回する、価値あるポイントを手に入れた。

【動画】涙の後輩を救った村上淳

 この試合の対局者は村上、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)の並びでスタート。第1試合で丸山が痛恨の箱ラス。前回の登板ではトップを持ち返っており、連勝を期していただけに丸山自身も落ち込みが大きく、控室では涙を流し悔しがった。これを見た村上は「取り戻してくるよ」と誓い対局スタジオへ向かった。

 村上は東3局、リーチ・平和で2000点(+300点、供託1000点)をアガって微差のトップ目に立つ。そして南1局の親番。山にいると読んだ1索をうまく重ね、ドラ入りの一気通貫、カン二万待ちを真っ赤な顔で「リッチ!」。「寿人さんの2索を見て、重なりやすいほうを残したら重なったんで。ああいうのって意外とデカイですよね」と自画自賛の先制リーチだ。これが手詰まりとなった内川から出てリーチ・一気通貫・ドラ・裏ドラの1万2000点、トップへ向けて大きなリードを獲得。これを守り切って、セミファイナル初勝利を挙げた。

 インタビューで村上は、試合で紅潮した顔そのままで登場。「初戦(4月13日)と逆ですね。奏子がトップを取って僕がラス。今回は奏子がラスで『取り返してくるよ』と言って『そんなこと本当にできるのかしら』と思ったら、できましたね」と気を吐いた。ファイナルに向けては「3位をキープして、このままいければファイナルは行けると思っています」と視界良好をアピールした。

先輩、カッコよすぎだろ!村上淳、涙の後輩の無念晴らすリベンジの勝利/麻雀・Mリーグ
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 このトップにファンからは「ずんたんありがとう」「ズン流石だよ」「ずんよく頑張った!」と賛辞のコメントが連投され、「これはまるこのぶん!」「ラスを取ったらトップ取ればいい、すごいね」と感嘆の声も続いていた。

 誰かが負けても、他の誰かがすぐにそれを補う活躍。これがチーム戦で行われるMリーグの醍醐味の一つだ。まさにチームプレイ、それぞれの持つフォアザチームの思いが結実した内容は、チームにとって、ただの1勝ではない。2度目の戴冠、そして4人体制になって初めての頂点へ、大きく歩みを進めるトップだ。

【第2試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)3万8600点/+58.6

2着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)2万7300点/+7.3

3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)2万7100点/▲12.9

4着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)7000点/▲53.0

【4月16日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +269.1(6/16)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +266.0(6/16)

3位 赤坂ドリブンズ +18.5(6/16)

4位 TEAM雷電 ▲46.9(4/16)

5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲63.2(6/16)

6位 EX風林火山 ▲112.8(4/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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リベンジを果たした村上淳
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レジェンド解説も思わず「コラッ!」
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