セミファイナル、早くも中盤の第2週に突入 ボーダーラインは▲50付近に/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月19日第1試合に出場する4選手を発表した。わずか3週間、12日間で終了するセミファイナルシリーズは早くも中盤戦の第2週に突入。ファイナル進出となる上位4位までのボーダーラインが▲50ポイント付近になる中、立場の異なる4チームはどんな戦術を練るか。

【中継】ファイナルへのサバイバル戦、残り2週間!

 第1週を終えて、上位2チームの状況はそれほど大きく変わっていない。首位の渋谷ABEMASと2位のKADOKAWAサクラナイツの差こそ縮まったが、この2チームがファイナル進出に向けて安泰に近いのは間違いない。今日先発するKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)は現状、3位以下を気にする必要もないだけに、のびのび打って試合のない渋谷ABEMASを抜き去りたい。

 残りの3チームは、まさにボーダーライン付近で激しく争う関係にある。4位のTEAM雷電は黒沢咲(連盟)の個人2連勝が大きく、6位スタートだったところから、初のファイナル進出が見えるところまで来た。リーグきってのスター選手・萩原聖人(連盟)も、大苦戦だったレギュラーシーズンの借りを返すべく、この試合こそ会心の勝利を手にしたい。

 5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは、レギュラーシーズン個人MVPの佐々木寿人(連盟)が先発する。2度目のファイナル進出、さらに優勝を目指して戦うものの、現在はファイナル圏外に。ここで“魔王”と呼ばれる圧倒的強さを発揮できれば、セミファイナル全体の流れも大きく変わる。

 正念場を迎えているのがEX風林火山。結果次第で、メンバー入れ替えを公言している中、現在の6位は非常事態。ボーダーラインから離れるほどに、他のチームからのマークも厳しくなるというのが、このサバイバル戦の特徴だ。滝沢和典(連盟)は、ライバル佐々木も同卓する中、チームの救世主となれるか。

【4月19日第1試合】※成績はレギュラーシーズン

EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人15位 +2.0

KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人13位 +33.6

KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人1位 +494.1

TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人30位 ▲460.8

【4月16日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +269.1(6/16)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +266.0(6/16)

3位 赤坂ドリブンズ +18.5(6/16)

4位 TEAM雷電 ▲46.9(4/16)

5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲63.2(6/16)

6位 EX風林火山 ▲112.8(4/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

朝日新聞Mリーグ2020 セミファイナルシリーズ5日目
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