意外なボケに、視聴者も思わず爆笑だ。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月19日の第2試合の勝利者インタビューにおいて、この半荘でトップを獲得したTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)がチームメイトの黒沢咲(連盟)から“融資”を受けて対局へ臨んだと語り、視聴者の笑いを誘ったシーンがあった。
鬼気迫る表情でトップを勝ち取り、インタビューへ登場した瀬戸熊は開口一番「『黒沢信用金庫』から融資を受けて、『萩原・瀬戸熊やってこい』と。萩原さんがちょっと残念な結果だったんですが、でも僕のほうが何とか踏ん張って。また黒沢さんから貯金頂いて、2人で頑張ろうって話してました」と、今シリーズ2連勝中と好調な黒沢から萩原聖人(連盟)と共に“融資”を受け、試合に臨んでいたというエピソードトークが明かされた。
この対局終了時にチームはセミファイナル突破のボーダーとなる4位。瀬戸熊は前回の登板でラスを引いており、この日の第1試合に萩原が同じくラスで、この順位はまさに黒沢の“貯金”があってのもの。急に飛び出した、この自虐めいた瀬戸熊のボケには視聴者も大ウケ。「黒沢信用金庫w」「おもしろい!」「融資wwwww」「セレブ信用金庫w」「例えが面白過ぎる」とコメント欄が大賑わいとなった。
黒沢はレギュラーシーズンからプラスのポイントをチームにもたらし、セミファイナルにおいても同日2連勝で現状の4位へチームをけん引。そんな“セレブ”の活躍ぶりを示す珍言の登場に、ファンも大喜びだ。3人の仲の良さ、明るい雰囲気が伝わってくるようなエピソードトーク。熱戦を終えた後に訪れた爆笑の一幕だった。
瀬戸熊は試合後に自らのTwitterアカウントから「久しぶりに、いい麻雀打てました!」と報告。“融資”の甲斐あって(?)の快勝、今後の戦いぶりにもファンから大きな期待が集まっている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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