Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月22日第1試合に出場する4選手を発表した。上位3チームと下位3チームの差が開き始めたところで迎えたセミファイナルの折り返し地点。差はさらに開くか、それとも混戦に逆戻りか。
重要な局面で大きな1日2勝をもぎ取った赤坂ドリブンズ。ポイントでは4位以下を大きく引き離す3位で、今日の結果次第では2位、さらには首位浮上まで見えてくる。チームメイトが次々に奮闘する中、前回登場時に後輩のラスを帳消しにする熱いトップを取った村上淳(最高位戦)が、今夜も暴れまくるか。
首位・KADOKAWAサクラナイツは、セミファイナルに入って順調な戦いぶり。渋谷ABEMASを抜き、ポイントも+300弱まで伸ばしている。岡田紗佳(連盟)も昨期からの成長を示し、縮こまることなく戦えている。久々の勝利でモデルらしい勝利のポーズを決めれば、いよいよ2年連続ファイナル進出へのカウントダウンだ。
1戦ごとに冷汗をかき続けているのが、下位の3チーム。実質、残り1つの枠を3チームで争う構図になっており、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)とTEAM雷電・黒沢咲(連盟)の直接対決が、ファイナル進出争いという意味では、最大のポイントになる。ライバルチームを上回ることはもちろんのこと、今日試合のない4位・EX風林火山を抜いて、ファイナル圏内に戻ることができれば、今日のミッションは成功と呼んでいい。
【4月22日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人8位 +122.9
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人13位 +33.6
KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟) 個人26位 ▲251.8
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人7位 +193.3
【4月20日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +290.6(8/16)
2位 渋谷ABEMAS +213.2(8/16)
3位 赤坂ドリブンズ +181.2(8/16)
4位 EX風林火山 ▲109.5(8/16)
5位 TEAM雷電 ▲120.2(8/16)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲124.6(8/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






