佐々木寿人、Mリーグ新記録の9万8200点!レジェンド解説も「伝説の一戦になりそう」と絶賛/麻雀・Mリーグ
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 各チームのファイナル進出を占う大一番で、リーグの歴史に刻まれる大記録が生まれた。「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月22日の第2試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が9万8200点のトップを獲得。過去3期のレギュラーシーズン・セミファイナル・ファイナルを通じた最高スコア記録を更新した。

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 超攻撃的な麻雀で知られ、Mリーグ随一の爆発力を誇る佐々木は、2月18日の第2試合で今期のレギュラーシーズンの最高スコアとなる9万4000点を記録。同試合では2019シーズンにセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が記録した9万4400点には惜しくも届かなかったものの、セミファイナルという大舞台でついに新たなレコードを打ち立てた。

 佐々木は赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)を相手に、東1局から高打点のアガリを連発。オーラスを迎えた時点で持ち点は8万6200点と、跳満以上の手をアガれば魚谷が持つ従来の記録を更新できるポジションにつけた。

 オーラスの佐々木の手は、第1ツモでドラのダブ南が対子になるという絶好の跳満チャンス。さらに道中で赤ドラを2枚引き入れ、堀の手から押し出された南をポンして条件クリアとなる跳満をテンパイ。6・9索待ちを見事にツモり、ダブ南・赤2・ドラ3の1万2000点で歴代新記録となる9万8200点のトップを手にした。

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 半荘で7回のアガリという驚異的な数字に加えて、平均打点が1万点超という火力の高さも伴って達成された大記録。佐々木は2018シーズンにも8万1700点というシーズン最高スコア(当時は個人賞の対象外)を記録しており、先の2月18日の試合も含めると9万点オーバーは2回目、8万点オーバーは3回目の達成となった。これらはいずれも全選手で唯一の記録で、あらためて持ち前の驚異的な爆発力を証明した格好だ。

 10万点に迫ろうかという9万8200点の大トップに、“レジェンド解説”としておなじみの土田浩翔(最高位戦)も「魔王ですね。これが寿人だね」とただただ感嘆。「伝説の一戦になりそうですね」と手放しでその偉業を称えていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

ABEMA/麻雀チャンネルより)

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