「服が生き返る文化を」“黒染め一筋”老舗・京都紋付が目指す未来 ABEMAヒルズ 2021/04/24 08:30 拡大する アップサイクリングブランド「FROMSTOCK(フロムストック)」が、先月WEBストアで発売開始した“真っ黒な服”。これは、100年以上にわたって着物の黒紋付を染め続けてきた老舗「京都紋付」が、洋服を和服の技術で黒染めしたアイテムだ。【映像】洋服が黒染めされていく様子 「京都紋付」の伝統技術 服の大量生産・消費・廃棄をはじめ、服飾業界が抱える課題は多い。製造工程で排出されるCO2(二酸化炭素)の排出量は1年で約9万キロトン。1着あたり約25キログラムものCO2が排出され、水の大量消費や化学物質による水質汚染など、環境負荷は年々深刻化している。廃棄される衣類の量は年間約48万トンで1日あたりの焼却・埋め立ては約1300トン。大型トラック130台分と言われている。 続きを読む