若きエースの爽やかトップ 松本吉弘「全員が一生懸命やります!」/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 勝利は仲間のおかげと語った若きエースに、視聴者も喝采を浴びせた。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月26日の第1試合、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が今シリーズ初勝利を挙げた。前節にエース多井隆晴(RMU)がチーム初勝利、その流れを引き継いで今度は若きエースが文句なしの活躍だ。

【動画】若きエース・松本吉弘の爽やかインタビュー

 この試合の対局者はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)、松本、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、EX風林火山・勝又健志(連盟)の並びでスタート。ファイナルへのポイントはもう十分に積み上げているが、エースが作った勝ち運のある流れ、これを加速させるべく、松本は腕を振るう。

 東4局、トップ目の瀬戸熊から満貫をアガってトップに立つと、南1局1本場には高目三色同順、倍満まである5面待ちをリーチ。安目ながらしっかりツモってリーチ・ツモ・タンヤオ・赤の8000点(+300点、供託1000点)で突き抜けた。その後も標榜する“ベストバランス麻雀”を体現するかのように、隙のない立ち回り。ライバルの反撃機を潰すダマテンのアガリや堅守も披露し、チーム2連勝を果たした。

 「みなさん、お久しぶりです」と頭を下げ、インタビューに訪れた松本はまず「展開も味方して、トップを取ることができました。でも、多井さんのおかげですね。気持ち良い状態で打たせてもらったんで、それが勝因ですね」と謙虚に思いを述べた。

 今シリーズに入りサクラナイツが躍進し、レギュラーシーズンで首位独走していたチームもその座を明け渡してしまっている。ファン心理としては当然、奪還を期待したいところだが松本は「(首位への意識は)他のメンバーはわかんないですけど、僕としては全くないですね」と語り、「結局半分になる。残り5試合、圧倒的な差を付けることは多分できないので。サクラナイツさんとどちらが上ということは関係なく、少しでも上にポイントを持っていけるようにしたいですね」と今後の見通しを口にした。

若きエースの爽やかトップ 松本吉弘「全員が一生懸命やります!」/麻雀・Mリーグ
拡大する

 また松本は視聴者へ向けて、残り試合の少なくなった今シリーズについて「どんな試合も、後半のほうが絶対面白いと思います。いろんなチームを応援している方がいらっしゃると思いますが、全員が一生懸命やりますので、見守っていてください」とメッセージを送った。

 ファイナル進出チームが決まるまで残り3日となり、2チームがここで敗退する。そのチームのサポーターへの思いにも寄り添った松本に視聴者は「松本ナイス!」「いいコメントするねえ」「ハキハキしてて爽やかだわ」「松本は勝つべくして勝った」「いいオトコ」と絶賛のコメントを投稿していた。

【第1試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)4万2000点/+62.0
2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)3万1700点/+11.7
3着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万6900点/▲13.1
4着 EX風林火山・勝又健志(連盟)-600点/▲60.6

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

若きエースがきっちり仕事
若きエースがきっちり仕事
決めポーズもばっちり
決めポーズもばっちり
このリーチがまさかの流局!?
このリーチがまさかの流局!?
この記事の画像一覧

ABEMAを大画面で楽しもう

ハイセンス 50V型
ハイセンス 50V型
ネット動画対応 Amazon.co.jp限定
Amazon
シャープ 55V型
シャープ 55V型
AQUOS 4K 液晶テレビ
Amazon
この記事の写真をみる(2枚)