Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月27日第1試合に出場する4選手を発表した。6チーム中2チームは、セミファイナルで敗退するが、この日の組み合わせは3・4・5・6位と、ボーダーラインを挟んだ4チームの直接対決。ここでの勝敗、ポイントの奪い合いがファイナル進出の行方を大きく左右する。
現在のファイナル進出ボーダーラインは、リーグ4位・KONAMI麻雀格闘倶楽部の+0.9。5位のEX風林火山、6位のTEAM雷電は、それぞれ約150ポイントの差をつけられている。さらに上にいる赤坂ドリブンズまでは230ポイントほどあるだけに、現実的には4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部を、EX風林火山とTEAM雷電、どちらが追い抜けるかというのが焦点だ。
追う立場からすれば、1回のトップラスで100ポイント詰められるが、逆に自分がラス、相手がトップであれば、逆転はかなり絶望的になる。今日も含めて残り4試合。追う2チームとしては、最低でも1試合のトップラスで逆転できる、つまり100ポイント差以内でチームの最終日を迎えたい。
逃げる側からすれば、とにかく追ってくるチームにトップを取らせない、自分はラスを引かないということを心掛けるのみだ。ファイナルに進出してしまえば、ポイントはさらに半減。ほぼ横一線の仕切り直しになる。仮に1試合目でラスを引くことがあれば、2試合目の選手にかかるプレッシャーが倍増するため、先発選手の役割は重大だ。
【4月27日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人8位 +122.9
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人15位 +2.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人25位 ▲246.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人11位 +57.0
【4月26日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +288.0(12/16)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +273.3(12/16)
3位 赤坂ドリブンズ +77.7(12/16)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +0.9(12/16)
5位 EX風林火山 ▲153.4(12/16)
6位 TEAM雷電 ▲155.8(12/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






