KONAMI麻雀格闘倶楽部、セミファイナル終了 ファイナル進出は結果待ちに佐々木寿人「けっこうきつい展開」/麻雀・Mリーグ
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 プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」セミファイナルシリーズ、4月29日の第2試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部が最終戦を迎えた。ファイナル進出のボーダーを争うEX風林火山をポイントで上回るべくエースの佐々木寿人を投入するも、結果はトップから大きく離された3着。68.3ポイントのビハインドを背負って最終日の結果を待つこととなった。

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 29日の第1試合で、前原雄大(連盟)が序盤からトップ目を走りながらも、終盤に逆転されて2着となったKONAMI麻雀格闘倶楽部。是が非でもトップを獲得してEX風林火山にプレッシャーをかけたい状況で、「お前で負けたらしょうがない」とレギュラーシーズンMVPを獲得した大エースの佐々木を第2試合に送り出した。

 しかし同試合は東1局1本場に渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の役満・四暗刻が炸裂。松本はなおもアガリを重ねて独走し、その背中は佐々木のはるか前方に遠ざかっていく。「道中からなんとか2着を目指すような戦いになったんですけど、なかなかアガリが出なくて。終始厳しかったです」と険しい表情で振り返ったように、持ち前の攻撃力を発揮する場面が訪れないまま、佐々木は半荘を通じてアガリなしの3着という悔しい結果に終わった。

 この結果、最終日の2試合を残した4位のEX風林火山と、セミファイナルの全16試合を消化した5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部の差は68.3ポイントまで広がった。EX風林火山が残り2試合で4着・4着と2連敗するか、3着・4着で終えた場合、KONAMI麻雀格闘倶楽部は4位に浮上する可能性がある。逆に、1度でも連対すればEX風林火山の突破はほぼ確定。KONAMI麻雀格闘倶楽部としては、苦しい状況でセミファイナル最終日の結果を待つことになった。

KONAMI麻雀格闘倶楽部、セミファイナル終了 ファイナル進出は結果待ちに佐々木寿人「けっこうきつい展開」/麻雀・Mリーグ
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 可能性は決してゼロではないものの、自身の力でEX風林火山に厳しい条件を突きつけることができなかっただけに、佐々木は「明日の結果次第ですが、けっこうきつい展開にはなると思う」と率直に見通しを語った。そのうえでファンのサポートに感謝を述べ、「もしファイナルで戦えることがあったら、またぜひ応援よろしくお願いします」と気丈に一礼。両チームの運命が決まる30日のセミファイナル最終戦は、かつてないほどの緊張感に包まれることになりそうだ。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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