“仏法で国際貢献を”巣鴨プリズンの教誨師が肉声テープに語り残した、刑場へ向かうA級戦犯たち テレメンタリー 2021/05/10 20:00 拡大する 東京・池袋にあった、戦争責任を問われた、いわゆる“戦犯”の収容施設「巣鴨プリズン」。ここで「A級戦犯」として処刑された東條英機元首相ら7人を見送ったのが、僧侶の花山信勝(はなやま・しんしょう)だ。【映像】巣鴨プリズンの教誨師が語り残した、刑場へ向かうA級戦犯たち 花山はなぜ、宗教家の立場から死刑囚などに接する「教誨師」になろうと考えたのだろうか。(テレビ朝日制作 テレメンタリー『僧と戦犯』より) 終戦後の1946年、連合国側は戦争を指揮した政治家や軍人を「平和に対する罪」で訴追した。いわゆる“A級戦犯”だ。そして1948年にかけて開かれた極東国際軍事裁判(通称・東京裁判)で、太平洋戦争開戦時の総理大臣だった東條ら7人に絞首刑が言い渡された。 続きを読む