将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が5月6日、王座戦挑戦者決定トーナメントの1回戦で、深浦康市九段（49）と現在、対局中だ。矢倉で始まった対局は、午後6時の夕食休憩の時点で、形勢は藤井王位・棋聖がやや有利という程度。持ち時間では深浦九段の方が30分ほどリードしている。現在、公式戦19連勝中の藤井王位・棋聖は、さらに連勝を伸ばすことができるか。
【動画】王座戦 挑戦者決定トーナメント藤井聡太王位・棋聖 対 深浦康市九段
2020年度の最優秀棋士でもある藤井王位・棋聖には、2021年度も大きな舞台が続けて待っている。6月には棋聖、王位の順にタイトル防衛戦がスタート。また初参戦となる順位戦B級1組では、最年少名人を目指すために1期抜けに向けた戦いが始まる。また、この王座戦では、自身初となる三冠を狙う。昨年10月末から続く19連勝は、デビュー直後に記録した29連勝よりも対戦相手のレベルが格段に上がっており、同等かそれ以上に評価する関係者も多い。
両者の対戦成績は1勝1敗の五分。深浦九段が矢倉、藤井王位・棋聖が雁木に構えると、昼食休憩後から徐々に本格的な戦闘を開始。夕食休憩までに56手目まで進行。深浦九段の攻めに対し、藤井王位・棋聖がどうさばくか、という局面で夜戦に入った。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は深浦九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 カレーライス 深浦康市九段 ゴーヤチャンプルー
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 1時間7分（消費3時間53分） 深浦康市九段 1時間35分（消費3時間25分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
