4月28日にメットライフドームで行われた西武ロッテの試合で、プロ野球史上6回目となる珍しいプレーが起こった。

【映像】“1イニング2併殺”の珍事

 1回表、ロッテの攻撃。無死ランナー・一塁で打席に立ったマーティンがファーストゴロを放つと、ダブルプレーかと思われた次の瞬間、一塁のカバーに入った今井投手がショート・源田からの送球を落球した。

 この落球に対して「どうしたのですかね…見えなかったのですかね」とG.G.佐藤氏。今井投手の顔面付近にボールが当たり落球した様子を確認したG.G.佐藤氏は「痛いですよ…これは」と顔をしかめた。

 その後、一死一、二塁からロッテ・角中が投ゴロを放つと、1→6→3のダブルプレーが成立。1回のロッテの攻撃が終了となった。

 一つ目のプレーについては、完全にダブルプレー・コースだったため、のエラーでアウトは1つしか増えないものの、攻撃のロッテ側からするとダブルプレーが成立しているという解釈に。2つ目の併殺と合わせ、結果的に1イニング2併殺が成立するという珍事となった。

 ちなみに1イニング2併殺はプロ野球史上6回目となる“春の珍事”。G.G.佐藤氏は1つ目の併殺を取り損ねた今井投手に対し、「今井投手、帽子が取れちゃってますからね。髪切った方がいいかもしれませんね」と笑いながら述べると「(西武時代)髪型について何か言われたことはないです。(西武は)新人類を作り上げてきた球団ですからね」と現役時代を振り返りながら話した。(ABEMA『バズ・パ・リーグ』)

【映像】“1イニング2併殺”の珍事
【映像】“1イニング2併殺”の珍事
「なぜ…」波紋を呼んだ“挟殺”ダブルプレー 最悪の結果を招いた原因は? 里崎氏が見解 【ABEMA TIMES】
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