<大相撲夏場所>◇二日目◇10日◇東京・両国国技館
横綱・白鵬(宮城野)の休場により横綱不在で迎えている大相撲夏場所で、二日目にして早くも大関陣が相次いで黒星を喫した。この事態にABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方も「大波乱ですよ。どんよりしてきましたね」とボヤキを連呼した。
【動画】芝田山親方もボヤく3大関の黒星
押し出しで敗れた大関・朝乃山(高砂)の取組に「攻めていく速さが中途半端なんですよね」と苦言を呈していた芝田山親方。続いて大関・正代(時津風)も寄り切りで敗れると「前にどんどん出ていく勢いがなかったです」と指摘。さらに結びの一番で大関・貴景勝(常盤山)も押し倒しで黒星を喫してしまい、芝田山親方は「今日は外は天気がいいはずなんですけどね。黄砂も飛んで来ないと言っていましたけど、貴景勝は土俵下に飛んでいってしまいました」と皮肉を交えてコメントした。3大関が相次いで敗れ、表情を曇らせた芝田山親方は、「大波乱ですよ。どんよりしてきましたね。ここだけ梅雨が先に来てしまった、みたいな」と続けた。
一方、大関陣の中で唯一白星を挙げたのが大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱)だった。全取組終了後、安定感のある照ノ富士の相撲内容を映像で振り返った芝田山親方は、「照ノ富士はしっかりと相手をよく見て、ここだというところを決めていますよね」と無駄のない動きを評価。続けて「やっぱり他の大関と違って目標が違いますよ。次に(横綱を)目指しますって、それがたとえダメでもね、自分で言い切るということはやっぱり前向きなんですよ。その相撲の取り口が出ています」と語り、照ノ富士の姿勢に称賛を寄せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?