ぶどうの町に生まれ、ぶどう農家になることが当たり前だった。大学卒業後にぶどう農家を継いだ宮田宗武さん(45)は「農業イヤなんですよね。生まれたときから農家なんで」と語りながらも、疲弊していくふるさとのために動かざるを得なかった。