永世名人が切れ負け寸前で大慌て!森内俊之九段「銀、銀、銀!」と指差し連呼の瞬間/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2021/05/17 10:15 拡大する 永世名人が、見たこともない様子で大慌てだ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Bリーグの第3試合、チーム康光とチーム菅井の対戦が5月15日に放送された。この第1局で、永世名人の有資格者である森内俊之九段(50)が、残り1秒という局面で持ち駒の銀を掴み損ね、あわや切れ負け寸前で大慌てとなった。【動画】大慌ての熱戦を振り返る森内九段 森内九段と言えば、タイトル99期で永世七冠も達成している羽生善治九段(50)と長年ライバルとして戦ってきたレジェンド棋士の一人。名人8期を含むタイトル12期の実績を持ち、十八世名人の資格者だ。居飛車党の受け将棋で、その重厚な指し回しが特徴ながら持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算という超早指し戦でも瞬発力に秀でた若手棋士にひけを取らない決断と、力強さで勝ち続けている。 続きを読む