＜大相撲夏場所＞◇十日目◇18日◇東京・両国国技館
大関・貴景勝（常盤山）が前頭五枚目・阿武咲（阿武松）を押し出しで破り、今場所勝ち越しとなる8勝目を挙げた。視聴者からは「いい相撲」「スカッとする勝ち方」といった声が寄せられた。
十日目の結びの一番、同年齢で中学生からのライバルでもある阿武咲と対戦した貴景勝は、立ち合い頭から力強くぶつかるとそのまま突き押しで前進。相手に何もさせずに一気に押し出して勝ち星を挙げた。敗れた阿武咲は4敗目。優勝争いは全勝の大関・照ノ富士（伊勢ヶ濱）を2敗で貴景勝と前頭八枚目・遠藤（追手風）が追いかける展開となった。
貴景勝の圧倒的な突き押しに、ABEMAで実況を務めた市川勝也アナウンサーは「リズムよし、回転よし」と称賛。同じく解説を務めた元前頭・木村山の岩友親方は「立ち合いの強さと、距離感が貴景勝の距離ですよね」と語り、相手が後退してしまうほどの貴景勝の圧力の強さについて説明した。
勝ち越しを決めた貴景勝に、視聴者からは「おめでとうございます！」「いい相撲」「スカッとする勝ち方」「めっちゃ強い」「快勝！」「このまま行って欲しい」といった声が続々と寄せられた。（ABEMA『大相撲チャンネル』)
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