<大相撲夏場所>◇十四日目◇22日◇東京・両国国技館
十両八枚目の一山本(二所ノ関)が十両筆頭・千代ノ皇(九重)を物言いの末、取り直しの一番で寄り倒して9勝目を挙げた取組で、もつれ合うようにして土俵下に転落した一山本が土俵に戻る際、つまずくような格好になり、前のめりにズッコケて館内を沸かせる一幕があった。
その後、勝ち名乗りを受けるべく小走りで行司の前を通り過ぎ、そんきょの際に爽やかな笑顔を浮かべた一山本に対して、館内に笑い声と大きな拍手が起こった。
一度目の立ち合いで正面から当たった千代ノ皇が勢いそのままに一山本を土俵際まで追い込むも、一山本が起死回生の引き落としで勝負あり。かと思いきや、物言いがつき、協議の結果「一山本のかかとが出るのと、千代ノ皇の体が飛ぶのが同時」との判断で取り直しに。 取り直しの一番では、頭を下げ、低く当たった一山本が右を差し、左の上手を引いて一気に寄り倒して勝負を決めた。
両力士土俵下に転落するも、千代ノ皇より早く、むくっと立ち上がった一山本が土俵に戻るべくぴょんと飛び上がった次の瞬間、ズルっと滑ってつまずくような格好になって前のめりに転倒。館内からは笑いが起こった。その後、小走りや笑顔を見せるなど、終始はつらつとした一山本が勝ち名乗りを受けると、館内から笑いと拍手が、視聴者からは「無邪気なお相撲さん」「可愛い」「喜びすぎ」などの声が寄せられていた。
この結果を受け、十両の優勝争いも白熱。宇良と千代ノ皇が3敗で並んで千秋楽を迎える。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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