将棋のお～いお茶杯王位戦挑戦者決定戦が5月24日に行われ、豊島将之竜王（叡王、31）が羽生善治九段（50）に110手で勝利した。この結果、豊島竜王は藤井聡太王位（棋聖、18）への挑戦権を獲得。三冠復帰を目指し“藤井キラー”が七番勝負に臨む。
【中継】お～いお茶杯王位戦 挑戦者決定戦 豊島将之竜王 対 羽生善治九段
昨期の竜王戦七番勝負でも対決した両者の対戦は、矢倉のじっくりした出だしに。先に羽生九段九段が仕掛けたものの、これにうまく対応しながら歩得を活かして豊島竜王が着実にリード。羽生九段の攻めをかわし入玉も濃厚となったところで、持将棋には持ち込めないと判断した羽生九段が投了した。
豊島竜王は、藤井王位と過去7回対戦し、6勝1敗と大きく勝ち越している棋士。王位のタイトルは2018年度に1度獲得している。タイトルホルダー同士の七番勝負には「大変な相手ですけど、精一杯指していい勝負ができればと思います」と語った。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
