やはり勝負事には「赤」が欠かせないのだろうか。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」セガサミーフェニックスで活躍する近藤誠一(最高位戦)が、同リーグの密着VTR内で、試合に向けて気合を入れる時の勝負パンツについて「『暴れてやるぞ』みたいな時は赤」と告白した。チームのユニフォームこそ、コーポレートカラーでもある青・緑を、黒地に重ねているが、大黒柱のベテランは下着から真っ赤に燃えていた。
近藤は30代になってからプロ入りと、他のMリーガーと比較してかなり遅くプロ雀士になったが、これまでの所属する最高位戦の最高峰タイトル「最高位」を4度獲得。その他にも数々のタイトルを獲得する、プロ麻雀界最強サウスポーの一人として知られている。その麻雀はスケールが大きく、また面立ちが梅沢富美男を感じさせるところもあることにより、ファンから「千両役者」「夢芝居(梅沢富美男の持ち歌)」といったコメントも多数寄せられる。
以前放送された密着VTRでは、都内の温泉でくつろぎ、尻を丸出しにするという“衝撃映像”も話題になったが、2020シーズンの激闘を終えた後に公開されたVTRでも期待は裏切らなかった。スタッフから試合に向けて一番気にしていることを問われると、唐突に「下着系は赤が主体」と、勝負下着についての秘話を告白。「落ち着いていきたい時は黒にして『暴れてやるぞ』みたいな時は赤」と、その日のファイトスタイルによって赤、黒を使い分けているとも語った。
チームは2019シーズンの準優勝から一転、リーグ8チーム中最下位でレギュラーシーズン敗退とはなったが、近藤の見せ場もあった。3月4日の第2試合、ラス目のオーラスから逆転トップの一発ツモを決めた瞬間は、Twitterのトレンド入りも果たし、ロッカールームで見ていたチームメイトも歓喜と涙で大騒ぎとなった。おそらくこの試合でも、しっかりと勝負の赤パンツを履いていたことだろう。
来期、最下位からの雪辱を誓って会場に戻ってくる近藤。今回のVTRを見たファンからは、必勝祈願の赤いパンツが大量に送られてくることは、想像に難くない。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)