東ヨーロッパのベラルーシで国際線の旅客機を当局が強制着陸させ、亡命していた反体制派の記者を拘束した問題。24日、日本の外務省は「今回のベラルーシ当局による民間航空機の強制着陸は国際民間航空条約に反する疑いがあり、更に、強制着陸させた航空機に搭乗していた特定の乗客を同当局が恣意的に拘束することは不当であって、日本政府として強く非難します」と外務報道官談話の中で強く主張した。
ロイター通信などによると、ベラルーシ当局は23日、ギリシャ発リトアニア行きのライアンエア航空の旅客機に対し爆発物が仕掛けられた可能性があるとして、首都ミンスクに強制着陸させた。旅客機には反体制派の記者が乗っており、そのまま拘束されたという。