日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグ第3節C卓が6月14日に行われ、二階堂瑠美が卓内トップに立った。
第1節、第2節と結果が出ず、降級ラインぎりぎりに立っていた二階堂だが、巻き返しが求められる第3節は1回戦からトップでスタート。その後も3着、トップ、3着とラスなしにまとめて＋55.2の快勝に。暫定順位でも13位から8位まで浮上し、まずは残留に向けてホッと一息つける状況になった。試合後は「ファンの方には今日まで心配をかけましたが、プレーオフその先を見据えて戦えます」と、不調を脱して気分も上がっていた。
【試合結果】
1位 二階堂瑠美 ＋55.2
2位 山脇千文美 ＋36.5
3位 白銀紗希 ▲22.3
4位 古谷知美 ▲69.4
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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