手紙の書き出しで「拝啓」「前略」といった頭語の次に「初夏の風に肌も汗ばむ頃…」「梅雨明けが待ち遠しい今日…」など、季節感をつづる“時候の挨拶”。Twitterでは、9歳の娘が考えた“時候の挨拶”が話題になっている。
注目を集めているのは、9歳の娘をもつ穀雨さん(@kokuutokyo)の投稿。国語の授業で手紙の書き方を教わった娘が、穀雨さんにその手紙を見せてくれたという。手紙の書き出しには、時候の挨拶がつづられていて、その内容は「猫の毛が生えかわる季節となりました。」と、娘の独特な感性が表れていた。手紙を読んだ穀雨さんは驚きつつも「たしかに季節を感じるわ~」と共感したという。
この投稿を見た人からは「これは素晴らしい感性!」「すごくいい…堅苦しすぎない可愛さがすごい」「子供の感性には驚かされるよね」「猫飼うひとびとは大きくうなずくことだろう」「年に2回使えますね!」といった絶賛の声や様々な反響寄せられ、投稿は4万を超える“いいね”を記録している(※数字6月18日14時データ)。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」の取材に対して、穀雨さんは「娘は猫と本が大好きで観察もよくしているので、今回の時候の挨拶もなるほど彼女らしいと思いました。時候の挨拶は国語の授業で手紙の書き方を習ったときのもので、教育実習に来ていた先生とのお別れ後に“先生に向けて出す手紙”という課題だったそうです。この時候の挨拶後も猫の話が続いてました」と手紙について教えてくれた。
また、“新しい時候”については「『そんな視点があったのか!』という驚きでした。私が毎日(猫の)つばきのブラッシングをしているのに、時候の挨拶になるとは思いつきもしませんでした。子供から教わることも多いです。娘も『自分で考えた言葉をみんなが褒めてくれた』ということにとっても喜んでいます」とコメントしている。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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