日本将棋連盟による6月28日週の公式戦は、藤井聡太王位・棋聖が2つのタイトルで防衛戦を行う。29日からは豊島将之竜王（叡王）を迎えてのお～いお茶杯王位戦七番勝負が開幕。また3日には、既に2連勝と防衛に王手をかけているヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局が行われる。主な対局は以下のとおり。
【中継】お～いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
6月28日（月曜日）
竜王戦5組昇決 田村康介七段 対 星野良生五段 （携帯中継）
竜王戦6組昇決 木下浩一七段 対 古賀悠聖四段 （携帯中継）
6月29・30日（火・水曜日）
お～いお茶杯王位戦第1局 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王 （ABEMA・携帯中継）
藤井王位にとって2つ目のタイトル防衛戦がスタート。相手は過去1勝6敗と負け越している豊島竜王だが、初対戦から6連敗の後、早指しの朝日杯将棋オープン戦で初めて勝利した。長時間対局では未勝利だが、このシリーズではどんな結果が出るか。持ち時間は各8時間の2日制で、先手・後手は振り駒で決まる。
6月29日（火曜日）
竜王戦決勝トーナメント 梶浦宏孝七段 対 青嶋か折田 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 屋敷伸之九段 対 千田翔太七段 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 石田直裕五段 対 斎藤明日斗四段 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 糸谷哲郎八段 対 豊川孝弘七段 （携帯中継）
棋王戦挑決トーナメント 三浦弘行九段 対 谷合廣紀四段 （携帯中継）
6月30日（水曜日）
お～いお茶杯王位戦予選 鈴木大介九段 対 佐々木勇気七段 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 行方尚史九段 対 日浦市郎八段 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 真田圭一八段 対 広瀬章人八段 （携帯中継）
ALSOK杯王将戦二次予選 佐藤康光九段 対 佐々木慎七段 （携帯中継）
ALSOK杯王将戦二次予選 菅井竜也八段 対 池永天志五段 （携帯中継）
7月1日（木曜日）
竜王戦決勝トーナメント 八代弥七段 対 三枚堂達也七段 （携帯中継）
お～いお茶杯王位戦予選 永瀬拓矢王座 対 神谷広志八段 （携帯中継）
棋王戦挑決トーナメント 阿部隆九段 対 木村一基九段 （携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦一次予選 高野秀行六段 対 西山朋佳女流三冠 （携帯中継）
リコー杯女流王座戦本戦 加藤桃子女流三段 対 加藤圭女流二段 （携帯中継）
リコー杯女流王座戦本戦 山口恵梨子女流二段 対 塚田恵梨花女流初段 （携帯中継）
7月3日（土曜日）
ヒューリック杯棋聖戦第3局 藤井聡太棋聖 対 渡辺明名人 （ABEMA・携帯中継）
藤井棋聖が開幕から2連勝し、最年少での防衛と九段昇段に王手をかけている。“現役最強”とも呼ばれる渡辺名人に、通算でも7勝1敗と大きく勝ち越しており、ストレートでの防衛となれば、さらに将棋界の勢力図に影響が出そうだ。渡辺名人としては、まずは1勝を挙げて、流れを変えられるか。持ち時間は4時間で、先手は渡辺名人。
ABEMAトーナメント チーム斎藤 対 エントリーチーム （ABEMA）※非公式戦
（写真提供・日本将棋連盟）
