将棋の藤井聡太王位(棋聖、18)が6月30日、お~いお茶杯王位戦七番勝負の第1局で豊島将之竜王(叡王、31)と現在対局中だ。対局は互角の1日目から、豊島竜王の封じ手を経て2日目の突入。難解な中盤で豊島竜王がペースを握り、形勢では優勢になっている。藤井王位はここからどう巻き返せるか。
【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
過去の対戦成績は藤井王位が1勝6敗と大きく負け越し、まさに“天敵”として立ちはだかっている豊島竜王。1日目は相掛かりの出だしから互角のまま封じ手を迎えたが、2日目に入り、両者の端の攻防から豊島竜王が抜け出す展開に。まだ終盤の手前ではありながら、明確に豊島竜王がリードした。ABEMAで解説を務めている深浦康市九段(49)は「この一局については(藤井王位は)ぎこちない」と、いつもとは異なる様子が見られるとした。
藤井王位と豊島竜王は、共に愛知県出身。この王位戦だけでなく、叡王戦では藤井王位が挑戦者として豊島竜王に挑むことが決まっており、王位戦七番勝負と叡王戦五番勝負、合わせて「夏の十二番勝負」「愛知頂上決戦」などと呼ばれ始めている。
持ち時間は各8時間の2日制で、振り駒の結果、先手は藤井王位。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒で決める。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 あいち牛ビーフカレーライス、名古屋コーチンのスープ、アイスティー 豊島将之竜王 豚塩麹焼き定食(小鉢・ご飯・味噌汁・香の物)、紅茶
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 2時間23分(消費5時間37分) 豊島将之竜王 2時間47分(消費5時間13分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)